2024.11.11
医療の概念がない時代から、人々は身体の不調を感じると、自然に手を添えて揉んだりたたいたりして症状を和らげていました。
次第に、特定の部位を刺激することで他の部位の不調が軽減されることがわかり、「ツボ」の概念が生まれ、その関連性も認識されるようになりました。
また、体の表面と内臓との間にもつながり(経絡)が見いだされ、「経」は上下を、「絡」は左右を結ぶ線を現します。
このように経絡は全身をくまなく網羅し、気血を循環させ、1日に50周全身を巡ると言われています。
刺激方法も手から石や骨、竹、金属製の針などの道具に変わりました。