MENU
みのり動物病院 > 症例紹介 > 犬(ティアちゃん)の脳梗塞、蛋白漏出性腸症、咳の漢方鍼灸治療

ブログ

犬(ティアちゃん)の脳梗塞、蛋白漏出性腸症、咳の漢方鍼灸治療

2021.03.30

犬 チワワ×ポメラニアン 12才 男の子

ティアちゃんは、夜中に突然てんかん発作を起こし、頭が左側に90°にねじれてしまい、体は横向きにグルグル回り続けました。夜間救急病院で少量の麻酔薬注射で症状が落ち着きましたが、翌日にも再発しました。

脳神経科のMRI検査で脳中心部の脳梗塞、低アルブミン血症と下痢を繰り返してるので蛋白漏出性腸症、心臓エコーから僧帽弁閉鎖不全症と診断されました。抗痙攣薬、脳圧降下剤、ステロイド剤、心臓薬を処方されました。

当院初診時は、脳梗塞発症から4日経ても頭のねじれと横向きの回転は続き、西洋医からは今後も症状が続くと伝えられ、ご家族が夜中まで交代で抱っこを続けて疲弊されている様子でした。

東洋医学的な視点から、1年前から続く蛋白漏出性腸症により生じた痰が脳梗塞の原因と判断しました。胃腸を強める、痰を取る、脳の血流を改善する、てんかんを抑える目的の漢方鍼灸治療を行いました。

数日後から元気が出て、頭の傾きが改善し、怒りっぽさもなくなり、数年前からある痰を伴う咳も改善しました。

2週後には歩くようになり夜は一人で寝るようになりました。初診から2ヶ月後の現在は、西洋医の判断でステロイド剤は半分量になり、頭をやや傾けながらも楽しそうに走れるようになり、体重も増えて、下痢も落ち着いています。

遠方に住む息子さんがすぐに駆けつけるほど、ご家族皆に愛されているティアちゃんです。

 

*西洋薬では数少ない脳血管関門を通過する漢方薬は多種類あり鍼治療は神経系の流れを改善するため、脳神経疾患の漢方鍼灸治療が増えていて(今で40例以上)ほとんどで良い結果を示しています。ステロイド剤や免疫抑制剤の過剰投与で悩まれている場合は、当院にご相談下さい。

 

ページトップへ