漢方治療の費用について飼い主様からの問い合わせも多く、ご理解の上で受診していただきたいのでブログで記載させていただきます。以下全て税込みとなります。
~漢方初診~
漢方初診相談料:5500円
漢方初診処方解析料:5500円
初診から治療結果を出すために来院前に病態解析を30分以上要して行うことが多いです(来院前にすでに診察を始めています)。
5種類以上の病名など複雑な病状や検索必要なまれな病名の場合は、病態解析を2~3時間位かけて行うため、漢方初診解析追加料1100~11000円が加算される場合があります。
初診問診票の記入例(治療結果に影響)に沿わないため、スタッフが書き直す場合は30分以上要するので+3300円。
漢方薬料:錠剤・粉は、種類数(大体1~3種類)と体重により1日110円~。詳細は<HPの漢方診察の流れ>をご覧下さい。
以上、漢方初診では11000円~+漢方薬料となります。
~漢方再診~
漢方再診相談料:2200円
漢方再診処方解析料:2200(当院で検査実施)~3300円
5種類以上の病名など複雑な病状や検索必要なまれな病名の場合は、病状が落ち着く再診1~3回までは病態解析や問診に時間を要するために、漢方再診解析追加料1100~5500円が加算される場合があります。
漢方薬料:錠剤・粉は、種類数(大体1~3種類)と体重により1日110円~。詳細は<HPの漢方診察の流れ>をご覧下さい。
以上、漢方再診では4400~5500円+漢方薬料となります。
~漢方治療の長期的な費用~
長期的に継続された場合には、大体1ヶ月毎の診察のため再診相談料と処方料も月1回のみになり、犬猫の漢方治療(再診相談処方解析料+漢方薬1~3種類)の1ヶ月分は~3kgで大体7700~15400円、3~10kgで大体9350~20350円、10~20kgで大体11000~25300円になります。煎じ薬は、処方と調合に時間を要するため(1ヶ月分の調合時間は1時間以上)高額になります。
なお、症状が落ち着いていると当院漢方医が判断した場合は、飼い主様のご希望で3ヶ月毎(四季にて漢方調合の微調整必要)の再診相談も可能としています。その間の1~2回お電話にて病状を病院スタッフがお尋ねした場合は、再診相談処方料(解析料なし)を半額(2200円)とさせていただいてます。病状変化や飼い主様のご希望があれば、漢方医が通常の再診相談を行い処方させていただきます。
*直腸透析の費用は、<直腸透析のQ&A>をご覧下さい。
いかがでしょうか?
当院のほぼ全ての漢方薬(煎じ薬も含めて)は医療用で保険適用(一部の保険会社は適応外なのでご確認下さい。獣医師の診察の元で医薬品を提供しているので改善を求めてます)のになるので半額以下の支払いの方も多いです。
初診までは時間と労力を要するため費用が高めになりますが、再診以降は時間も短く費用もそれほど高くなりません。
また全身的な多くの症状に対して1~3種類の漢方薬や1つの煎じ薬で、当院の漢方治療では尿毒症末期を除いた8~9割のペットは病状改善していますので、西洋検査や西洋薬の減少(基本的にサプリメントは不要になります)が可能で様々な治療法も併用しなくて済むことも多いです。
体質改善も行うので病気予防にもなり、結構経済的に思えるのですが。。。