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犬(いちごちゃん)のアレルギー性皮膚炎と鼻炎疑い、怒りっぽいの漢方治療

2020.06.04

犬 柴 4才~現在9才 女の子

いちごちゃんは、幼少時から皮膚の痒みが出始め、毎年春~夏に鼻水・くしゃみ・皮膚の痒みと湿疹が出て掻きむしって血が出ることもあり、秋~冬は症状が収まっていました。アレルギー検査では全て陰性の結果で、痒みが酷い時はステロイドを服用していました。

4才の6月から当院で漢方治療を始めました。

気に入らないと怒る、雨が降ると外で尿をしないなど、とても神経質な性格とお聞きし、精神安定の漢方薬も処方して怒りっぽいのは少し落ち着きました。

胃腸の機能を整え精神安定させる漢方薬を根本治療として常に続けて、皮膚の痒みを取る、水分代謝を正常にする漢方薬を組み合わせて処方しました。

年々皮膚の状態は良くなり、毛並みもふさふさになり、鼻水とくしゃみも出にくくなると共に、痒みがなくなったため怒りっぽいのもましになりました。

現在は加齢で衰え始めた腎臓機能を保たせる漢方薬も配慮するようになりました。

 

 

当院について

みのり動物病院

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