2020.05.14
西洋薬との飲み合わせの質問も多いので、つれづれします。
ほとんどの西洋薬との併用はできますと、いつも答えています。なぜなら西洋薬と漢方薬は同じ効能であっても作用する仕組みが異なるのでぶつかり合いにくいためです。
そして、西洋医の主治医がおられる場合は、処方される西洋薬をみて漢方薬を調整する形にしてます。
チェックしてる西洋薬は、利尿剤、心臓の薬、リン吸着剤、輸液量、ステロイド、免疫抑制剤、抗がん剤など、色々見てます。
短期間併用しても大きな問題は生じないですが、長期間併用または病気を治すためには調整が必要なこともあります。
薬の数が多すぎて病気を作ることも増えているので、様々な症状に対応できる漢方薬を用いると西洋薬の減薬あるいは終了できます。漢方薬も薬なので、必要なくなればやめていく方針です。
連携治療に同意している西洋医の先生から相談あれば、西洋薬をやめていただくこともあります。
しかし、日本では西洋医学のみがスタンダード治療となっていて、西洋エビデンスのみにこだわる先生では理解が難しい場合があります。
本来は考え方が異なるからこそ、西洋医学と東洋医学の併用治療でお互いの弱点を埋め合わせて相乗効果の医療ができるはず。
実際、人医療の癌治療においては、漢方薬で副作用が軽減し抗がん治療が継続できるので日本でも併用治療が増えてい
ます。日本でも海外並みに幅の広い医療が一般的になることを切に願っています。
2020.5.5.